時空を超えたもう一つの世界へ〜再会ep1〜


ブゥーン…

舞人「よし!二人とも着いたよ!」

星史「よっと!!へぇ〜。全然変わってないな、治安はしっかり保たれてるみてぇだ(笑)」

星史とひかるを乗せたマイトウイングは、ブレイブポリスで治安が保たれている勇太たちの世界へ無事到着した。

ひかる「平和そうね!!安心したわ!」

星史「勇太の奴が頑張ってる証拠だな!(笑)」

ひかる「サリーさんや浜田さんも来られたら、良かったのに…」

舞人「仕方ないさ。サリーちゃんも久々にゆっくりしたいだろうし、浜田君も忙しいみたいだしね。」

今回に限り、サリーと浜田は同行していない。

サリーは、父親と弟、三人で久々に一家団欒で過ごしたいとの願いで、今回は辞退。浜田は自作漫画を投稿するために手が離せないとの事でこれまた辞退。

という事で、今回は星史、ひかる、舞人の三人だけの渡航である。

舞人「いや〜、それにしても、久しぶりにこの三人で渡航だからね!身体が軽いな!!」

星史「あの、それって、サリーさんと浜田さんが居ないから?それともまた逃げられたから?どっちなんですか?(汗)」

ひかる「どちらにしても、失礼極まりない事かと…(汗)」

舞人「い、いや、そういう意味じゃないんだ…ただ、二人とも最近監視が強くてね…いずみさんは相変わらずだから…アハハハ(汗)」

星史&ひかる((結局どっちもなのね…(-_-;)))

別の意味でしっかりと期待を裏切らない舞人である(汗)

舞人「おほん、それでだ。とりあえず、ブレイブポリスに向かおう。この時間、勇太君は学校のはずだしね。」

星史「確かに中学校の時間割どおりなら、6時間目辺りですしね…そうしましょう。」

ウー!ウー!ウー!

突然、パトカーのサイレンが鳴り響く…

ひかる「!?ねぇ!サイレンよ!何か遭ったみたい!!」

舞人「どうやら、近くで事件が起きたのかもね。」

星史「行って見ましょう!」

ひかる「ちょっと、野次馬?」

星史「んなわけねぇだろ?事件かもしれねぇのに、黙ってらんねぇだけだっての!」

ひかる「あ、そう言えば、そうね(汗)」

舞人「あっちだ、行って見よう!」

ひかる「何?あれ!?」

星史「Σげ!?飛行型ロボ…」

星史たちの眼前では、無数の飛行ロボットが飛び回り、街中を破壊し回っていた。

またまた、事件に遭遇してしまったようである。

舞人「参ったね…こんなところで出くわすとは…」

ひかる「また事件なの…信じらんなーい…」

ウー!ウー!ウー!

そこに、一台のパトカーが近づいてきた。

ひかる「あ、もう一台猛スピードでパトカーが来たわ!」

シボレーコルベット風のパトカーは到着するやいなや、急速変形をする!その姿は!

デッカード(以降:デカ)「ホールドアップ!ブレイブポリス、デッカードだ!!」

星史「デッカード!」

それは、まさしく勇者刑事デッカードだった。

舞人「という事は…」

星史「ええ、流石に早いな!」

ブオーン!!キキーッ!!

シャドウ丸(以降:シャ)「チビボス!着きやしたぜ!」

星史「あれはシャドウ丸!」

覆面パトカー形態の忍者刑事シャドウ丸が遅れて到着する。

勇太「デッカード!遅れてごめん!学校早退するの手間取っちゃって!」

三人「「「勇太!!/勇太君!!」」」

そして覆面パトカー形態シャドウ丸の中からから立派な中学3年生に成長した友永勇太が颯爽と姿を現した!学ランの制服姿がとても逞しく見えていた。

デカ「勇太!来てくれてたか!」

シャ「チビボス!例のキラーフライとかいう奴です、あちこちにうようよいやすぜ!」

勇太「やっぱり、キラーフライか!シャドウ丸は、デッカードの援護に廻って!」

シャドウ丸「了解しやした!デッカードの旦那、背中は任せてください!」

デカ「頼む!勇太!命令を!」

勇太「デッカード!!羽を攻撃して撃ち落とすんだー!!」

デカ「了解!」

バァン!バァン!

デッカードが放った弾丸がキラーフライト呼ばれる飛行ロボの羽の局部を破壊し、地上に撃ち落とす。

しかし、キラーフライは何体も現れる。

デカ「っく…キリがない…」

シャ「チビボス!奴ら集まり出してます!」

勇太「何だって!?」

キラーフライは一か所に集まり出し徐々にその群れは大きくなっていく。その様子を見ていた星史は迫る危険性を理解する。

星史「これは、やべぇ…完璧に合体フラグだぞ、あれ…」

ひかる「ええ!?ウソでしょ!?」

舞人「忠告するかい?」

星史「一応、しときますか。ま、あいつのことなら大丈夫だと思うけど…」

星史は苦戦する勇太に大きな声でアドバイスを送る。

星史「勇太!!そいつらは合体機能を有してる!気を付けろ!!」

勇太「え?あなたは…おっと、そんなこと言ってる場合じゃない!そうだ!このままじゃ合体しちゃう!!耐えるんだ!デッカード!もうすぐ他のブレイブポリスのみんなも来る!」

デカ「了解!」

星史「ははは!やっぱり要らぬ心配だったみてぇだ!しっかりと分かってやがるぜ!(笑)」

舞人「どうだい?勇太君、成長してるだろ?(笑)」

星史「ええ、期待通りにね!(笑)」

シャ「チビボス!!奴さん、続々と合体してます!」

キラーフライは続々と密集しだし、遂には、キングフライヤーと呼ばれる合体形態になってしまった。

デカ「勇太、ダメだ!数が多すぎて、合体阻止出来なかった!」

勇太「くそー、キングフライヤーになっちゃったか…」

デューク(以降:デュ)「デッカード!!」

そこに、デューク、ビルドチームも到着する。

勇太「みんなー!!」

デカ「デューク!ビルドチーム来てくれたか!」

デュ「遅れてすまない!合体するぞ!ボス、命令を!」

勇太「よぉーし!!行くぞ、みんな!反撃開始だ!」

「「「了解!!」」」

勇太「ブレイブアップ!ファイヤージェイデッカー!!スーパービルドタイガー!!」

勇太の命令に各機合体を始める。その様子を見ていた舞人と星史は見違えるほどの逞しさを勇太に感じていた。

舞人「勇太君ももう以前の甘さなど微塵も感じないだろ?」

星史「ええ、すっかりボスの顔が染みついてますよ!」

Fジェイ「ファイヤージェイデッカー!!」

Sビルド「スーパービルドタイガー!!」

勇太「よぉーし!!一気に片を付けるんだ!!」

Fジェイ&Sビルド「「了解!!」」

Fジェイ「バーニングファイヤーソォード!!でやああああ!」

ズバアアアア!!

Sビルド「タイガァーギムレットォォ!!」

ズガアアアン!!

勇太「やったー!!」

ファイヤージェイデッカーとスーパービルドタイガーによる必殺技により、合体したキングフライヤーは、跡形もなく爆散し、辛くもブレイブポリスにより、事件は解決となった。

***「おのれ!」

しかし、犯人と思われる男が勇太を背後から銃撃しようと拳銃を向けている。

舞人「まずい!勇太君に銃口が!!」

デカ「勇太、危ない!!」

バアン!

鈍い銃声が響き渡り、辺りは一瞬騒然と静まり返る。

***「ぐわ…」

次の瞬間、何故か犯人は拳銃を弾かれ、その場に突っ伏している。

勇太「ふう〜、危ない危ない…」

勇太の脇付近から、硝煙が揚がっている。勇太の手には、一丁のリボルバーが握られていた。

ひかる「け、拳銃…?」

舞人「S&W45口径のマグナムリボルバー…す、すごいの持ってるね…(汗)」

ひかる「…あんなの持ってて…いいんですか?(汗)」

舞人「ま、まあ、世界初の少年警察官だったわけだしね。いろいろ功績が認められて所持許可が出たんじゃないかな?(汗)」

ひかる「そ、そうですか…あれ?星史君は?」

***「馬鹿が。相手が一人だと思うな!」

勇太「しまった!まだ居た!」

しかし、犯人は一人ではなく、もう一人いた。勇太は再び背後を取られ、万事休すになる。

舞人「ダメだ、間に合わない!」

勇太「くそー!」

デカ「勇太!!」

***「じゃあな!」

バキッ!

***「う゛…」

ドサッ!

星史「バーカ。見え見えなんだよ。」

勇太が覚悟を決めた瞬間、いつの間にか背後に居た星史が一蹴し、鈍い音と共に犯人はその場に倒れた。

星史「危ねぇ所だったな、勇太(笑)」

勇太「え…あ、ありがとうございます…あの…どこかで…」

舞人「勇太君!!」

勇太「舞人さん!来てたんですか!」

舞人「ああ!勇太君、そこにいる彼が誰だか分かるかい?」

勇太「え?」

舞人「こないだ、話したはずだ。君もとても会いたがってたじゃないか!」

勇太「え!うそ、ま…まさか、星史君!?高校生になった星史君なの!?」

星史「ああ、そのまさかだよ!(笑)」

勇太「星史君!本当に星史君なんだね!!さっき誰かに似てるなと思ってたんだよ!\(^o^)/」

目の前にいるのが、星史だと分かり、勇太は大喜びではしゃぎ出す。そんな姿を見て星史もすごくうれしそうだった。

星史「ほら!あそこにいるのは、ひかるだぜ!」

ひかる「やっほー、勇太君!」

勇太「ひかるちゃん!久しぶりー!!」

舞人「勇太君、成長した星史君たちに会いたがっていたから、連れて来てあげたんだ!どうだい?勇太君!久々の再開は。」

勇太「とっても嬉しいです!!ありがとうございます!!本当に再会できるなんて思ってなかった!!(笑)」

星史「おいおい、嬉しいのはわかるけど、落ち着けって。ほら、ブレイブポリスの面々がどうしたらいいか困ってっぞ!(笑)」

勇太「あ、そうだった…みんなご苦労様!事件は解決したし、帰ってゆっくり休んでいいよ!!」

「「「了解!」」」

星史「急に扱いが雑になったな(汗)」

シャ「いいんですよ、これでこそいつものチビボスですんでね。」

デカ「勇太の身を守ってくれて感謝する。勇太も君たちに会って相当うれしいらしい。どうか勇太の話し相手になってほしいものだ!」

勇太「あ、そうそう!さっきは助けてくれてありがとう!危ない所だったよ!」

星史「気にすんなよ!それよりもなかなかの射撃だったじゃねぇか!一丁前にマグナムなんて持ってやがって!」

勇太「あ、うん、僕専用に軽量化されて作られた特注品のマグナムなんだ。冴島総監が持つようにって!ちょっと有名になり過ぎちゃったおかげで狙われやすくなっちゃって…まだ射撃が慣れてないんだけど、上手くいって良かったよ!」

星史「なるほど!でも、もうちょい、気配り上手になんねぇとな!足元すくわれちまうぞ〜!」

勇太「わ、わかってるよ!」

星史の正論を叩かれ、少しブー垂れる勇太。そんな勇太を見ていた三人は微笑ましく笑う。

舞人「それにしても、星史君、良く分かったね?犯人が一人じゃないと。例の気配かい?」

星史「ええ、ま、非科学的ですけどね。」

勇太「さあ、オフィスに帰っていろいろ話そうよ!!今日はもう学校早退したし、それに話したいことが山ほどあるんだ!」

ひかる「子供っぽさがあまり変わらない気がする…(汗)」

星史「ったく、中3になったって聞いてたから、少しは大人っぽくなってると思ったのに、無邪気なところはそのまんまだな(笑)」

勇太「へへーん、それが僕のいいところだから!」

星史「誇らしげに言うなっての!」

デカ「よし、勇太!客人を乗せて帰還しよう!」

勇太「オッケー!さあ、みんなデッカードに乗って!!」

星史「調子いいな、まったく(笑)」

ボスとして、治安を守る反面、明るく無邪気な性格が全く変わらない勇太に笑顔が絶えない三人だった。


END エピソード2へ続く

あとがき

ふいー…かっこよく登場させるの表現が大変ですね…しかも、オリジナルの敵ロボの名前考えるのも、無難な名前にするだけに結構頭捻ります。

プロローグに比べて、えらく長くなりました。

どこかで分割するにも、流れ的に分割出来ず、gdgdになりましたorz

まあ、そこは、ご容赦して頂くとしまして、登場して頂きました。友永勇太君です。

私の頭の中では、「中3の勇太≠もう大人」です。

単に大人って表現で括ってしまうと、勇太本来の可愛げがなくなるので、無邪気な一面はそのまま押し出してみました。

次回は、その他の登場人物を随時登場させていきたいと思います。

それでは、次回もお楽しみに。

2012/07/15

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