時空を超えた怪事件
〜決戦編〜
アメリカ某所。時刻は時差の関係上、夜である。
テロリストA「異常はないか?」
テロリストB「ああ、問題ない。」
ヒュルルルル…
テロリストA「!?何の音だ!」
ズガァァァァン!!!
テロリストA&B「ぐわああああ!!」
ビー!ビー!ビー!ビー!…
テロリスト「敵襲だ!!迎撃しろ!!」
テロリスト「し、しかし、敵の姿を確認出来ません!何処からともなく、ロケットランチャーを撃ち込まれまして…」
テロリスト「そんなはずはない!!即時発見し殲滅しろ!!」
テロリストたちは、突然の攻撃に動揺し、慌てふためき、より騒がしくなる。
その光景の上空で空間が歪み、マイトウイングが姿を現す、ハッチ際に機動隊服を着込んだ星史の姿があった。
星史「早速の先制パンチで案の定、大騒ぎしてやがる。」
舞人「ナイスショット、星史君。」
光学迷彩で空と擬態化したマイトウイングから星史が攻撃したのである。
舞人「星史君の予想通り、ロケットランチャーで攻撃は正解だったね。軍事大国アメリカが拠点だけあって、厳重だ…しかし、まさかこんな研究施設に潜んでいるとは…」
浜田「それもそのはずだよ!」
マイトウイングのモニターに浜田の姿が映し出される。
浜田「その後の調べだと、ドラゴンヘッドは無数の闇企業とのパイプラインを持ってるらしい。兵器は愚かこの放置された高技術の研究所もその伝手で手に入れたんだよ。」
星史「だけど、こっちには異世界の旋風寺コンツェルンという強い味方が居てくれるんで、何とも心強いですよ。」
舞人「そうかい?(笑)」
浜田「さてと!敵の動きはこっちでモニター越しに監視しておくから、早いとこ制圧して来なよ!」
舞人「随分と軽々しいな…(汗)」
星史「ハハハ…(汗)とりあえず、作戦通り裏庭から侵入しましょう。よっと!」
舞人「ホントに逞しくなったものだ…ほっ!」
二人は、マイトウイングを秘かに裏庭に着陸させ大地に降り立った。
星史の予想通り、裏庭辺りの警備は手薄で悠々と侵入できた。
浜田「施設内には、20人前後のテロリストが居るらしいから、気を付けて。」
星史「とかなんとか言ってる間に早速、お出ましですよ!!」
テロリスト「侵入者だー!始末しろ!!」
星史たちの前に武装したテロリストたちが現れ、激しく銃撃を食らわす。
星史と舞人も応戦し、一帯は激しい戦闘状態となった。
テロリスト「ぐわあ!」
テロリスト「ぐお!」
星史と舞人は協力し合いつつ、テロリストたちを沈めていく。そして、暫く経った時だった。
パキーン…
星史「お!?」
応戦が続く中、星史は突如自分自身の中で何か弾けた感覚を得た。そして、星史の瞳孔が赤く輝き、徐々に身体が常人離れした動きを発揮する。
舞人「せ、星史君?」
舞人は呆気に取られてしまった。それもそのはずだった。まるで別人のように襲いかかるテロリストがあれよあれよという間に次々と星史が沈めていったのである。
しかし、星史の意識ははっきりとしており、暴走しているわけではない。星史自身もようやく理解した。
星史「なーるほど、これが聖なる力『フレア』の真骨頂みたいだな…弾道迄も遅く感じるほど、身体能力が格段にアップしてるぜ。恐らくこれが覚醒状態なわけか。大体扱いが馴れてきたぜ。」
『フレア』の覚醒状態となった星史は、襲い掛かるテロリストを平然と軽々しく再起不能に落としていった。そんな星史を間近で見ていた舞人もモニター越しに戦況を見ていた浜田も当然驚きを隠せなかった。
浜田「す、すごい…これが星史君に目覚めた『フレア』の力なのか。」
浜田は通信機の先で息を飲んでいた。直にその光景を見ている舞人も息を飲まずにはいられなかった。
舞人「元々作戦立案能力と指揮には定評がある星史君にとってこれは鬼に金棒だ。しかも流石星史君、もう順応して来ている。」
浜田「これはスーパーヒーローの誕生かもね。」
あっという間に星史は襲いかかってきた十数人のテロリストを伸してしまった。
星史「ふう…(汗)」
舞人「『フレア』の力は強力だね…」
星史「でも、時間制限はあるっぽいですね…使い終わると結構ハードになるし…」
舞人「そのようだね…さぁ、次へ進もう!」
星史「ええ。」
星史たちは果敢に研究所の奥へ奥へと進んで行く。
その後もテロリストは必死に反撃を試みるも覚醒した星史と元々戦闘力の高い舞人には歯が立たず、窮地に立たされていた。
テロリスト「ダメです!!進撃を食い止められません!」
テロリーダー「奴らは化けモンだ!ゴルゴンさんを連れて早く逃げるぞ!!」
テロリスト「しかし、ゴルゴンさんの姿がありません!」
テロリーダー「くそ、仕方ない、奴は放置だ、我々だけでも撤退するぞ!!」
テロリスト「は、は!」
浜田「星史君、舞人!残りの敵が撤退していく!」
舞人「何?ゴルゴンの姿は?」
浜田「分からない。」
星史「いえ、まだ屋内に居ますよ。」
舞人「星史君…」
星史「…メインルームに行きましょう!恐らく奴はそこです。」
舞人「…分かった。行こう!」
二人は一路メインルームへと向かった。
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