それから更に数分後。

MC女子「ご来店中の皆さん、お待たせしましたー!只今よりコスプレ喫茶お楽しみイベント、コスプレショーを開催しまぁーす!」

ワァァァァァ!…

ショーの開催を聞き、集まった観客集団、いや、オタク集団は歓喜の声を上げ、盛り上がり始めた。

*「よ!待ってましたー!」

*「期待してるぜー!」

星史「オタクばっかり、集まってやがる…(汗)」

ひかる「集まってる女の子たちも見るからに腐の系統ね…(汗)」

ユミ「みんな、胸躍らせて待ってたみたいよ?(笑)」

星史「お前、他人事みたいだと、思って楽しんでない?(汗)」

MC女子「それでは、張り切って参りましょう!まずはエントリーNo.1番!ナース姿での登場、田中ミカさんでぇす!」

観客「「「おおおおおおお…」」」

ユミ「よし、掴みは良さそうね!」

星史「ハァ〜…なんでこういう時に俺はいつもトリになるの…(ToT)」

ひかる「私も相当だと思うけど、星史君のくじ運も相当よね(汗)」

何だかんだでなんとかショーは無事に開始されたものの星史にとっては初の試みにしてトリを任せられるという最悪な結果になり、文字通りよりテンションが急落する羽目となってしまった。

つまり、踏んだり蹴ったりである。

星史「でさ〜、これカメラオタクとか大丈夫なの?」

ひかる「カメラは入室の際、NGって事で男子が回収してるから問題はないはずだけど…」

ユミ「まぁ、先生も就いてくれてるから!」

星史「それなら、いいんだけど…ハァ〜、今までいろんな事やって来たけど、これはマジで心が折れそう…」

ひかる「私も別の意味で…」

ユミ「二人とも今からそんなんじゃ、ダメよ!もっと自信持って!」

星史「そりゃ、わかるけどよ。プラン考えるっつったって、どうすりゃいいのかまったくわかんねぇよ…」

ひかる「どうしよう…」

ユミ「あ!次はひかるよ!」

ひかる「ええ!もう順番!?」

ユミ「うーん、考えてる間にスムーズに進んじゃったみたい!さあ早く!」

ひかる「うぅ〜…こうなったら!」

星史「が、頑張れよ…」

MC女子「続きましてエントリーNo.5番!猫コスチュームに変身!香坂ひかるさんでぇす!」

観客「「「おおおおおおお」」」

ひかる「/////(照)」

星史「ひかるの奴、ヤバそうだな…」

ひかる「…ニャ」

星史「うん?」

ひかる「…ニャ、ニャ〜ン(ハート)」

観客「「「ヌオオオオオ!!(興奮)」」」

星史「Σグハァアアア!!」

ユミ「高杉君!?」

MC女子「おーっと、香坂さんの見事な猫なで声にみんな萌えの餌食となったぁ!」

追い詰められたひかるによる渾身の猫なで声に教室内は興奮で沸き上がった。

更に、裏で控えていた星史もその猫なで声の犠牲となった。

星史「ハァハァハァ…だ、大丈夫…」

ユミ「高杉君には刺激が強かったみたいね…」

星史(は、鼻血が…)

苦し紛れのひかるの思い切った行動に星史はノックアウト寸前だった。

ひかる(////は、恥ずかしい〜(恥))

MC女子「以上、香坂ひかるさんでしたー!」

ユミ「やるじゃん!ひかる!全員萌えの虜だったわよ!」

ひかる「///メチャクチャ恥ずかしかった…(恥)」

星史「お、お疲れ、ひかる…(俺も危うくノックアウトするところだった(汗))」

ひかる「それで、星史君はプラン出来たの?」

星史「いいや、それが、まったくプランが出来上がらねぇ(汗)」

ひかる「うーん、確かに陰陽師だと、立てにくいかも…」

ユミ「高杉君は優雅に出来れば、大丈夫よ!」

星史「優雅にねぇ…それが、分かれば苦労しな…あ!?そうか!」

ひかる「星史君?」

星史「なんで気が付かなかったんだ、俺。ひかる!図書室ってなんかやってるか?」

ひかる「え?確かどこも使用してないと思うけど…」

星史「よし、ちょっと行ってくる!」

ひかる「え?ちょ、ちょっと星史君!図書室に行ってどうするの?」

星史「決まってんだろ?陰陽師と言ったら、安倍晴明だろ?その書物調べてくるんだよ!」

ひかる「あ、なるほど!よく考えたら、調べられるのよね…私、少しでも調べれば、こんな思いしなかったのに…」

星史「い、いや、お前の場合、調べ様がなかったと思うけど(汗)じゃあ俺ちょっと行ってくる!」

ユミ「ちょ、ちょっとひかる!何納得してんのよ!高杉君!順番までには戻って来てねー!」

星史「ああ!ひかる!順番近くなったら、連絡頼むわ!」

ひかる「あ、うん、分かったわ!」

星史は急いで図書室へと駆け出して行った。

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