〜エピローグ〜


その後、パーティー会場に閉じ込められていた観客は、ひかる、サリーを含め、無事全員解放され、パーティーは後日改めて執り行われる形となった。

3日後、旋風寺コンツェルン代表取締役社長である舞人は、記者会見を開き、今回の騒動の原因がブラックノワールの残党勢力によるサイバーテロである可能性が高いと改めて見解を表明。

並びに特急隊の暴走によって齎された被害は全責任を持って全面補償をする事で多方面の被害者と合意に達する。

舞人のその社長としての責任の重さと潔さ故、被害者間の不信感は完全に払拭し、旋風寺コンツェルンの面目は保たれた。

これも全て舞人の人気故の効果であろう。

そして、時は流れ、再開催されたパーティー当日…

いずみ「それでは、そろそろお時間となりましたので、このパーティーもお開きとさせて頂きたいと思います。本日はご来場誠にありがとうございました。」

パチパチパチパチ…

拍手喝采の下、パーティーは終焉を迎えた。

星史は、外のテラスに出て星空を見上げていた。

舞人「星史君!」

星史「舞人さん!お疲れ様です!」

舞人「お疲れ様、パーティーは楽しめたかい?」

星史「ええ!もちろんですよ!前回は楽しめなかった分、取り戻しましたよ!!」

舞人「そうか、良かった。」

星史「…それで?結局、その後、ブラックノワールの残党勢力は見つかっていないと?」

舞人「…ああ。全力を挙げて捜査しているんだが、手掛かりが一つもない。」

星史「そうですか…」

舞人「おかしな話だ。いくらなんでもタイミングが良すぎたしね。」

星史「…舞人さん、そのタイミングが気になって…まさかとは思うんですけど…」

舞人「何だい?」

星史「今回の事件と俺たちの世界で起きた石化事件、何か裏で関係があるんじゃないかと…」

舞人「!?どういうことだい?」

星史「いえ、あくまでも推測なんですけど、明らかにタイミングが良すぎるし、石化事件も裏で糸を引いてた奴もまだ謎のまま…今回の首謀者と思われるブラックノワールの残党勢力の存在も定かじゃないとすると…」

舞人「考え過ぎだ…とは言えないね…全く有り得ないわけじゃない。もっと調べる必要がありそうだね。」

星史「ええ。ま!焦らず一つ一つ、謎を解いていきましょう!」

舞人「ああ!…星史君。」

星史「はい?」

舞人「…今のキミに会えてよかったよ!」

星史「ど、どうしたんです?」

舞人「今のキミは、胸を張って親友と呼べる!いや、良きパートナーだ!」

星史「な!?いや、その…そんなもったいないお言葉です(汗)」

舞人「ハハハ、本当さ!嘘じゃない!だからさ!」

星史「だから?」

舞人「世界間で時間はズレているにせよ、今は仮にも同い年、親友としてこれからもよろしく!!」

舞人は星史に堂々と手を差し出す。

星史「舞人さん…ええ!これからもよろしくお願いします!!」

星史も戸惑いながらも、それに応え、二人は堅い握手を交わした。

舞人「ハハハ!仮にも同い年なんだから、別に敬語じゃなくていいのに!(笑)」

星史「いやいや、無理ですって!(笑)」

舞人「違いない、ハハハハハハ!(笑)」

星史「でしょ?ハハハハハハ!(笑)」

こうして、二人の間で堅い友情が結ばれるのであった。

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