大騒動!?後編


テニス部が練習しているテニスコートでは、ひかるがイラつきを隠せず、興奮して練習していた。

ひかる「こんのぉぉぉぉ!!」

バシーン!!

女子部員A「きゃあ!!」

女子部員B「危ない!」

女子部員C「ちょっと、ひかる!スマッシュが強烈過ぎだって!!軽めのノックなのよ!」

ひかる「あ、ごめんね、つい…(汗)」

ひかるのイラつきは当たったら、一溜りもない程の強烈なスマッシュに形を変えてテニスコートに打ち続け他の女子部員たちを恐怖に陥れていた。

女子部員C「ねぇ、ひかる?どうかしたの?今日すごくイライラしてるみたいだけど?」

ひかる「あ、うん、ちょっと、星史君と今朝喧嘩してね…そのせいで…」

女子部員C「星史君って、ひかると幼馴染みであの副会長の彼よね?」

ひかる「ええ、そうよ。」

女子部員C「彼とどうして喧嘩したの?」

見兼ねて女子部員がひかるに喧嘩の原因を聞き出す。ひかるも渋々喧嘩の原因を話し始めた。

ひかる「星史君ったら、一緒に縁日行こうって自分から約束しておきながら、生徒会の残務整理が終わらないからって言ってすっぽかしたのよ。」

女子部員C「それで、お互い引けなくて、喧嘩になったのね?」

ひかる「ええ。」

女子部員C「でもさ〜、彼だって生徒会の副会長なわけだし、残務整理の一つや二つ出来てもしょうがなかったんじゃない?本人だって急に残務整理をすることになるなんて思ってなかったと思うわよ?」

ひかる「そうなんだろうけど…」

女子部員C「分かってあげれるんだったら、許してあげなよ。彼だってきっと気にして謝ってくれると思うし。」

ひかる「でも、お互い引けない位に言い合っちゃったから…今更許そうとしても…」

女子部員C「なんだかんだで、あんたも気にしてるんじゃない。大丈夫だって!幼馴染みでしょ?」

ひかる「うん。そうね、わかったわ。」

女子部員C「そうそう、そうでなくっちゃ!」

その時…

女子部員A「きゃあ、何、あなたたち!!」

ひかる「え?」

女子部員C「何?何の騒ぎ?」

不良A「なんだ、可愛い子一杯いるじゃねぇか!(笑)」

突然、他校の不良3人が急にテニスコートに乱入してきて他の女子部員に手を出し始めた。

女子部員C「げ!!あれって性質の悪い西高の奴らじゃない!」

ひかる「いけない!誰でもいいから、先生たち呼んできて!!」

女子部員B「わ、わかりました!!」

女子部員C「どうするの?顧問の先生、出張中だし、部長は風邪で学校休んでるし。」

ひかる「私が止めてくる!!」

女子部員C「何言ってるのよ?アンタ一人じゃどうにもならないって!」

ひかる「でも、行かなきゃ!」

そう言うと、ひかるは乱入してきた不良たちに堂々と向かって行った。

女子部員C「え!ちょっとひかる!!」

ひかる「アンタたち!!(怒)」

不良A「あん?なんだぁ?俺たちとデートしてくれんのか?(笑)」

不良B「おお、可愛い娘じゃん!(笑)」

不良C「なぁなぁ、練習なんかサボって俺たちと遊びに行こうぜ?(笑)」

ひかる「冗談じゃないわ!!誰がアンタたちなんかとデートなんてするもんですか!!帰ってくれない!アンタたちの相手してる暇ないの!(怒)」

女子部員C「ひかる!!やめなって!!逃げた方がいいよ!!」

女子部員の制止も焼け石に水でひかるは一向に引こうとしない。

不良A「おーおー、恐え、恐え、そんな事言って良いのかな?(笑)」

不良B「俺たち、怒らすと恐えぞー(笑)」

不良C「へへへ、怒らせねぇ方が身のためだと思うんだけどね〜(笑)」

ひかる「だぁーれが、引くもんですか!さっさと学校から出てって!!(怒)」

不良A「んだと、この女ぁ!(怒)」

ドンッ!!

ひかる「Σきゃああ!!」

ひかるの一言が不良たちを本気で怒らせてしまいひかるは不良たちに思いっきり倒されてしまった。

不良B「俺たちを甘く見んじゃねぇよ!(怒)」

敢然と不良たちに立ち向かったひかるだったが、不良たちの気迫に逃げる事もできずに徐々に押され、遂に追い込まれてしまった。

ひかる(…ど、どうしよ、恐くて…身体が…動かない…)

不良たちが徐々にひかるへと迫る。

不良C「安心しな。たっぷりと可愛がってやるからよ!(笑)」

女子部員C「ひかる!!」

ひかる(お願い、誰か…)

不良たち「「へへへ…(笑)」」

ひかる(…星史君…助けて!…)

ガシッ!

星史「はいはい、誰が誰を可愛がるって?(怒)」

ひかるの身体に不良たちの手が伸びようとした時、星史が現れ、背後から不良の腕を掴んだ。

ひかる「星史君!?」

不良A「何だ、てめえ(怒)」

星史「副会長って書かれてる腕章見えねぇの?この学校の生徒会副会長だけど?(怒)」

不良B「てめえ、余程痛い目に遭いたいみてぇだな?(怒)」

星史「お前ら西高の連中か?まったく、本当に西高って不良ばっかだな(汗)」

不良C「てめえ、俺たちを舐めてやがるな!(怒)」

星史「舐めてんのはお前らだってぇの!」

不良A「てんめぇ!(怒)」

ヒュル!

ドン!

不良A「ぐわ!」

不良B「コノヤロー!(怒)」

星史「はいはい、威勢だけは結構。」

バシッ!

ズデン!

不良B「ぐえ!」

不良C「くそがぁ!」

星史「だーかーら!諦めろって。」

ガシッ!

ギリリッ…

不良C「痛ででで…(苦)」

女子部員C「強ーい…」

ファン!ファン!ファン!

星史「お、来たみてぇだな、ちょうど良いぜ!」

根元「星史くーん!」

星史「グッドタイミング!根元さん!」

星史が不良たちを沈めたところでパトカーが二台到着し、中から根元さんが姿を見せる。

ユウスケ「高杉さぁん!」

ユミ「高杉君!」

星史「お!ユウスケにユミも来たな!」

そこに息を切らしてユウスケとユミも到着した。

ユミ「ふぅ、なんとか間に合ったみたいで良かったぁ…」

ユウスケ「大事に至らなかったみたいで安心しましたぁ…」

星史「なぁに、楽勝楽勝。それじゃあ根元さん。あとよろしく!」

根元「よーし、任せとけ!そぉら、お前たち!!交番でみっちりしごいてやるからな!」

星史の華麗な活躍で不良たちは根元さんが連れてきた警察官数人にパトカーで連行されて行った。

星史「大丈夫か?ひかる?」

ひかる「あ、ありがと。星史君。で、でもいつからあんな…」

星史「ああ、一応、会長から柔道の投げ技や払い技教えてもらってたし、父さんからも簡単な固め技も教えてもらってたからな。こんなところで役立つとは思わなかったぜ!(笑)」

ひかる「そ、そうなんだ…」

星史「剣道部だから本来なら竹刀無きゃ丸腰なんだけどな、ハハハ(笑)」

ユウスケ「高杉さん!校長先生から、直接電話が来て校長室に来て欲しいとの事です。詳細な内容を聞きたいと。」

星史「了解!ったく、それにしても気を付けろよ、ひかる。気が強くても女なんだからよ。」

ひかる「う、うん、ごめんね?心配かけて…」

星史「良いってことよ!…それより…えーと、なんつーか…今朝はごめんな。俺から誘っておきながら…今度は絶対約束守るから、この通り許してくれないか?」

ひかる「ううん、私の方こそごめん。星史君大変なのに言い過ぎちゃって…」

星史「まぁ、気にすんなよ!過ぎた事だし、これからまた、お互い仲良くいこうぜ!な?」

ひかる「ええ!」

星史「よし!じゃあ、怪我もねぇみたいだし、これから俺、校長室行ってくるわ!」

ひかる「あ、うん。ありがとう!」

星史「ああ、また、後でな!!」

ユミ「高杉君、ひかるがピンチだって聞いてすっ飛んで出てったのよ〜、余程ひかるの事心配だったのね!(笑)」

女子部員C「へぇ〜、ひかるも愛されてるわね〜、ねぇひ・か・る!(笑)」

ひかる「////(照)」

ユミ「アレアレ〜?ひかるちゃ〜ん、顔赤いわよ〜?もしかして、幼なじみの高杉君に惚れ直しちゃったかな〜?(笑)」

ひかる「Σな!ちょっと、ユミちゃん!」

ユミ「ふふふ、冗談よ!冗談!(笑)」

ひかる「///もう!(照)」

ユウスケ「クスクスクス…」

ユミ(ホント素直じゃないわね〜、高杉君もひかるも)

星史の勇敢さに少しだけいつもとは違った逞しさを感じたひかる。

これにより二人の距離がまた一歩…

近付いたのかもしれない。






END

あとがき

え?久々の小説がなんでこんなストーリーに…

神経疑います、すいません。

今回、オリジナルサブキャラに名前を付けました。

当初は名前を付けずに「書記」「会計」としようと思ったのですが、上手くいかず、仮の名前を付けざる得ないストーリーになってしまいましたので、適当な名前付けてしまいました。

なのに、不在だった「会長」を始め「不良A」「不良B」「不良C」が見事なまでにエキストラになりました。

こんなことなら、メチャクチャ相談に乗ってくれた女子部員Cにも、名前つけてあげれば、良かったかな?

今回の目的は星史君の勇敢さと実は強かったりという事を強調する事。それにひかるが少なからずときめくという事です。

なんか微妙だったような…

て言うか、相変わらずベタだな〜…(汗)

何はともあれ、ここまで読んで下さりありがとうございました。

2011/1/5